
「あと少しで帰る~」とこどもに伝えたところ、「少しはどのくらいか分からないから、何分か教えて」と言われました。
…ですね。大人でも解釈ずれる時あるので(ほとんどの問題は、解釈のずれかもしれない)、注意が必要だと気が付かされた次第です。しっかりしてる、小学2年生。
ちなみに私のあと少しは1時間内です。
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突然ですが、好きな教科はなんですか。
私は、国語・英語です。THE文系です。
そして、苦手な教科は、数学・理科です。
数学、というより、算数の時代に躓きはじめ、後は転がる一方。基礎ができていないと、その後はちんぷんかんぷんですよね。見事に、「わからない」→「面白くない」→「したくない」→「わからない」…の無限・負のスパイラルに突入しました。
小学4年生の息子の宿題は、もうわかりません。
サインコサインタンジェントも、そのリズムカルな韻しか覚えていないし、証明問題は国語力活かせるか…⁉と意気込みましたが、解けた試しがありませんでした。
義務教育が終了すると、もう二度と触れ合うことはないでしょう。と、別れを告げましたが、最近ふと数学を思い出す出来事がありました。
またまた突然ですが、2025年も2か月目に突入していますが、いかがお過ごしでしょうか。
楽しさあふれる毎日で、前向きながら進みたいと思う一方で、辛かったりしんどかったり歩みをとめてしまう日もあります。
2025年は、時々そのような憂いを帯びた日が訪れます。自分の在り方に迷ったり、ずーんと落ち込んだりする時に、中学校で学んだ数学を思い出しました。
そうです、「絶対値」の存在です。
「3」でも「ー3」でも原点から考えると同じ「3」になる。的な。(それ以上の説明はできません。)
私は、マイナスのことが発生した時、その現象度合いを数値で考える癖があります。
"彼氏に振られた…2のダメージ"
"弟に楽しみにしていたアイスを食べられた…89のダメージ"(これは実際にあった話で、腹が立ったあまり母の職場に泣きながら電話した高校生時代です。今考えるとやばいです。お母さんごめん。)
嬉しいことも、悲しいことも、絶対値的に心を原点にすると、ふり幅は一緒なのだと。
正の感情で心が+100動いたとしても、負の感情で心が-100動いたとしても、エネルギーは同じ「100」です。
エネルギーが大きければ大きいほど、その先にある成果も大きくなるのであれば、-100のことも、結果的にはそれは良いことに繋がる可能性を秘めているのだと思います。
結局は、その数値をどのように自分に落とし込み、バネにして跳ね上がるか、自分の在り方の姿勢が重要なのだと思います。
だから、たとえ負の感情と出会った時も、悲観せず、それをどのように活かしていく未来を思い描くかに、注力したいなと思います。
このことを私に教えたくて、絶対値の授業があったんですね。先生、ありがとうございました。
数学の話をしておきながら、国語で締めくくるのは憚られますが…(じゃあ書くなよという話ですが。)、「塞翁が馬」より、「禍福は糾える縄の如し」の方がしっくりきているのは、何事も裏表がある絶対値の考え方と似ているなと思っています。
最後になりましたが、小学4年生の息子の宿題、とても難しいのでどなたか解いてください。
38人のクラスで、兄や姉がいるかどうかを調べたところ、姉がいる人は12人、兄がいない人は27人でした。また兄だけがいる人は8人でした。これについて次の問いに答えなさい。
(1)兄も姉もいない人は何人ですか。
(2)姉だけがいる人は何人ですか。