この画像は、今の私のヘアスタイルを再現しています。
定期的に前髪切りたい衝動にかられ、自分で切ってしまいます。しかも工作ばさみで。
毎回切った1分後には後悔しています。
美容院で「自分で切っちゃって変なことになったので、なかったことにどうにかしてください」とお願いしてみるものの、「それは無理」と言われ、伸びるまでの数カ月を後悔の念で過ごしますが、たぶん2年後同じことしてそうです。
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最近のどこにも行き場のないモヤモヤを披露しただけなので、冒頭のこけし前髪の話は本文と全く関係ありません。
今日は、「成功」と「失敗」の体験について書きたいなと思っています。まだ考えがまとまってないのでフワフワとしてますが、なんならブログ書いているうちにまとまってくるかなとも期待したり。アウトプット大事。
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よく聞くことに、
成功:「ほめて伸ばす、成功体験をいかにつませるか」
失敗:「バッターボックスに何回たてるか、失敗こそ成功のもと」
一体どっちが正解なんだろう…と相反することを耳にします。
成功と失敗の大切さ。そもそも目的を分けて考えることが重要なのかなと思っています。
特に私自身、成長したい一方、THE 失敗を恐れて一歩踏み出しにくい人間のため、挑戦したいときに考えて整理しました。
共通の目的は、『成長』だと仮定して、
・成功体験はモチベーションをあげること
・失敗体験は技術力をあげること
だと定義しています。
成功して得られるものは、次もさらにチャレンジしたいと思う意欲ややりがい。
失敗して得られるものは、悔しいからこそ失敗を防ぐために、工夫する技術力。
新たな分野に取り組む時、まぁ失敗するでしょう。
こどもが自転車にのるとき、何回も転びますよね。成功するまでの過程で育んでいることは、恐らく技術力なんじゃないかなと思っています。次どうやったらこけないようになるのか、失敗の都度、無意識かもしれませんが、漕ぐタイミングやハンドルの操縦を工夫します。
そして乗れるようになった時、「次は一輪車に挑戦してみたい」「自転車でちょっと遠くに出かけたい」と、モチベーションが育まれるのではないかなと思っています。
なので、相反するものではなく、「成功」と「失敗」の両輪で進めることが、心技体の成長に重要なのだと思います。目的のフェーズが違うだけで。
「失敗してこそなんぼ」と漠然に捉えていたため、失敗への恐れがありましたが、「失敗は技術力を高めること、別にチャレンジすることにモチベーションをはいらないか。」と目的の正体を理解してから、私自身は挑戦へのとっかかりに、負担が60%ほど軽減しました。
会社において、部下に新しい取り組みを行ってもらう時、それぞれの時期に補完する材料を準備しておくことも重要だと思います。
もちろん難易度の高いことへの挑戦にやりがいを感じる人もいるでしょうが、ほとんどの人は、失敗する不安や自分の知っている範囲だけで留まりたいと思うでしょう。
・技術力を高める失敗期では、成功までの過程を小ステップにして成功を小刻みにしたり、取り組んでいること自体を承認したりして、モチベーションを補完すること。
・モチベーションを育む成功期には、さらにチャレンジしたくなる次のフィールドを準備しておくこと
それぞれの目的を理解して、成長への道筋を設計すること。
管理職の人は、大変ですけどね。
それでも、部下の成長が管理職の人の喜びになるように、私もそのような会社・人の支援を行っていきたいなと思います。
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こけしって見れば見るほどかわいいですね。そうなると、私の前髪もかわいいんじゃないかなと思ってきました。数カ月モヤモヤせずに済みそうですが、これが成功体験となると、また来年あたりバスっと前髪切っちゃいますね。とりあえず専用のはさみ買います。