
姉さん、事件です
散歩ではどうやら痩せないみたいです。健康には良いようですが、痩せないみたいです。
毎朝40分、かれこれ8カ月。主目的を痩身のために散歩していた私にとっては衝撃です。
けれどこれで痩せない理由も合点がいきます。(他にも多々思い浮かびますが、もういっそのこと散歩のせいにしておこう)
今日は、そんな散歩中に考えていることの一コマ。
毎朝5時30分から6時10分ころまで歩きます。
痩身のためではありますが、考え事がまとまったり、むしろ考えずにリフレッシュになったり。素敵な時間で気に入っています。
私の住んでいる地域は、山も豊かなところです。
四季折々の自然を撮影することも好きです。


鮮やかな色彩に触れ、田んぼの成長過程も楽しめたり。花粉症持ちの辛さもさることながら、満喫しています。
「うわー、今日の山は赤いな。とても綺麗で素敵だなぁ。山ってこんな綺麗だったんだ」と思いながら撮った一枚がこちら。

確かに、綺麗だなと思いながら、前日までそんなことなかったのに、今日はなぜ山が赤いのだろうと考えます。
勝手な想像ですが、
①私が歩いた時間がいつもと異なっている
②故に、朝日が反映され赤々と見える
③私の目とスマホカメラに異常が発生している
まぁどれかだろうな、と思いました。
そうなると、山はなにも変化していません。
私の歩く時間が変更になったから、日の当たり具合で・・・山は山として昨日と変わらず威風堂々とそこにあるにも関わらず、外的環境の変化によって、私は「今日の山は綺麗」「今日の山には何も思わん」と山自体への評価に繋げていたのだと思います。
山からすると、「百歩譲って、同自然界の朝日さんの関係なら仕方ないけど、あなたの目やスマホカメラの異常は知ったこっちゃねぇ」と思っているはずです。
これは、人間に対しても同じことが言えるのではないでしょうか。
「〇〇さんは厳しくて怖い人だよね」
「〇〇さんは明るくて楽しい人だな」
職場で、指で机をトントンしている人がいるとします。
◆娘に、前日夜までには準備物伝えてと言っているのに、朝学校行く直前に「体操服いる、給食袋いる、今日集金あった」と告げられ、バタバタと出社した私にはどうでしょう。せかされているようでイラっとしますね。
◆宝くじが1億円当たった私にはどうでしょう。まるで協奏曲のビート、祝福してくれてありがとう!と一緒に愉快な気持ちになるかもしれません。
自分の置かれている状況、メンタル、場所、時間、環境・・・その人自身ではなく、他の要因によって、「〇〇さんは・・・」と判断してしまっていることがあるのかもしれないと、赤く見える山からの反省です。
しかし実際の日常生活では、
「今日、私は普段5時30分に歩くところ、6時に歩き始めて朝日の当たり加減が違ったため、そしてひょっとしたら私の目の疲れとスマホカメラがiPhoneSEで古くなって異常をきたしているかもしれないため、山が赤く見えてとても綺麗で感動しました」
なんてまどろっこしい説明をしていたら、コミュニケーションが成立しないため、「今日の山、赤くて綺麗だったわー!」と集約するでしょう。
しかし、その意識下では、特に、負の感情を抱いたときは、”本当にそのモノ・人の本質なのか″のセンサーを働かせ、数秒立ち止まれるようになりたいなと思います。
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全然話違いますが、「姉さん事件です」って、どの世代まで通じるのでしょうか。
職場でも、世代間のギャップが課題となる場面もありますが、問題形式で深める世代コミュニケーションいかがでしょうか。
問1:次の( )を埋めてください。
①「明日来てくれるかな?」「 ( )!」
みたいな。ぜひご要望の方は、問題集一緒に考えるので、ご用命ください。
※若い世代バージョンの作成は対応できません